何故…何故なの…? 貴方何故何処にも居ないの…? そう…解ったわ。 私を捨てて別の女のところへ行ったのね。 そう…貴方。 そんなにその女が良いなら一緒に消えてしまえば良いのよ。 手に握った短刀 貴方のその腐ったハートに立ててあげる。 綺麗な紅に包まれて一緒に消えるがいいわ そうよ… 2人で仲良く消えなさい。 私の代わりになんてなれる訳が無いじゃない。 馬鹿な女。 せいぜい、自分の事を恨みながら消えていきなさい。 自分達のしてきた事を思い出して命乞いでもすることね。 私は許さないわ。 貴方達を決して許さないわ。 痛みと闇に覆われて 泣き叫ぶ彼方達の声は 私にとっての最後の晩餐 ご馳走様でした。