チェシャネコの口が 私を見て嘲笑う。 今夜は鋭く尖った 27夜の月。 外の空気は乾いていて 外の風は私に冬の到来を告げる 私は何をする訳でもなく立ち止まって 星の輝く空を見上げた。 先に行くのか行かないのか はっきり決められない私を見て みんなは嘲笑っている筈。 この先諦めるのか諦めないのか はっきり決められない私を見て みんなはもどかしく思っている筈。 解らないの…この先どう進めば良いか…。 チェシャネコの口は 不気味な赤黄色をして 私に笑いかける 「あなたの本当の気持ちはその程度なの?」
チェシャネコの口が 私を見て嘲笑う。 今夜は鋭く尖った 27夜の月。 外の空気は乾いていて 外の風は私に冬の到来を告げる 私は何をする訳でもなく立ち止まって 星の輝く空を見上げた。 先に行くのか行かないのか はっきり決められない私を見て みんなは嘲笑っている筈。 この先諦めるのか諦めないのか はっきり決められない私を見て みんなはもどかしく思っている筈。 解らないの…この先どう進めば良いか…。 チェシャネコの口は 不気味な赤黄色をして 私に笑いかける 「あなたの本当の気持ちはその程度なの?」