水底に消えた旋律

舞台は水の国───アクアヘイム王国。

人魚は400年程前に陸(おか)に上がったが、その時に人魚の持つ膨大な魔力を巡って近隣国と戦が起きた。

争いを好まなかった人魚の姫は強力な結界(悪意を持って国内に侵入出来ない魔詩(まがうた)の一種)を張った。

この姫がアクアヘイム王族の始祖である。

そして、アクアヘイム王国に長く平和がもたらされ、現在に至る。

しかし、その安寧の裏側には王族しか知らない秘密があり───。



物語はアクアヘイム王国の第1王女、イザベラ姫が20歳の誕生日を迎えるところから始まる。

常に笑顔を振りまき国民に慕われるイザベラ姫。
 
しかし、その笑顔の裏側には宿命から抜け出せない不安と苦悩が常に付きまとっていた。

果たして、イザベラ姫に隠された謎とは?

そして、姫に関わる人々の運命の歯車が回り出す───。



イザベラ=フォル=アクアヘイム

一人称>>私(わたくし)

二十歳(はたち)になる、アクアヘイム王国の第1王女。
アレイク(後述)に仄かな想いを抱いている。
本作のヒロイン。


CV:渡瀬柚子
イザベラ=F=アクアヘイム


アレイク=ドゥームレイン

一人称>>私(わたし)

蒼の騎士団長であり、イザベラ姫のお目付役でもある。
彼女の事を慕っているが、身分の差を理由に打ち明けずにいる。


CV:ベア
アレイク=ドゥームレイン


セレス=フォーマルハウト

一人称>>私(わたし)


若いがイザベラ姫付きのメイド長を務めている。
本作のナレーター役でもある。


CV:冬咲秋桜(響妃)
セレス=フォーマルハウト
 

読み>>グランツ=エルト=アクアヘイム

一人称>>ワシ

イザベラ姫の父親であり、現国王でもある。
厳粛な態度を取っているが、誰よりもイザベラ姫と国民を愛している。


CV:トウヤ
グランツ=E=アクアヘイム


レイラ=ディン=アリストリア

一人称>>私(わたし)

アクアヘイム王族の傍系、アリストリア家の令嬢。
アリストリア家の未婚の女性が務める水の巫女の役職に就いている。


CV:上総まり
レイラ=D=アリストリア

街の女性・他    湖花 
街の女性・他    柚月伊予
街の男性・他    東雲沙紗 
街の子供      冬咲秋桜 
街の老人・貴族   トウヤ 
貴族・街の男性・他 地蔵河原咲左衛門 
貴族・他      くずもち 
街の女性・他    Luna 

制作責任者 Fairy・冬咲秋桜 
脚本 Fairy 
作画 プチカ
作曲 Takaya 
編集 冬咲秋桜 
第1話 蒼の姫君




Time * 8:11
Sound * Sound image/Senses Circuit/効果音源/音人
第2話 記念式典




Time * 6:37
Sound * Sound image/夢幻のオルゴール工房/効果音源
第3話 魂の唄




Time * 19:14 
Sound * Sound image/効果音源/音人/ザ・マッチメイカァズ
オマケ。
N的声題からお借りした質問にFairyと秋桜の2人が答えてみました。

01.ボイスドラマの名前とその由来/意味を教えて下さい。

 Fairy「『水底に消えた旋律』です。由来はまたしても某音ゲー曲より(コラ)」
 秋桜「またかっ!!」
 Fairy「だってーあれいいじゃんかwww ●かれるぅー←」
 秋桜「まあ、インスピレーションは歌にもらう事は私もあるから深くは追求しない!」
 Fairy「因みに、私自身は最初「水底に沈んだ旋律」にしようと思ったんだけど
プロットを見た秋桜が「消えた」の方がいいとwww」
 秋桜「だって、沈んでないもん。彼女www」
 Fairy「水辺に身を投げたイメージだったの」
 秋桜「海の藻屑に消えるって言うじゃん。だって、沈んだら…苦しそうじゃん(ぼそっ)」
02.そのボイスドラマのジャンルとあらすじを教えて下さい。

 秋桜「今回は、Fairyの大得意のファンタジーだ!」
 Fairy「(笑) ジャンルはシリアスな姫と騎士のラブロマンス。
そうだね、珍しく蒼天は現代物だったもんね」
 秋桜「王道を走れ!! Fairy!!(意味不明)」
 Fairy「でも、私の友達には王道じゃないって言われたんだよね、これ。小説の方だけど」
 秋桜「ついでに言うと、原作は涙無しでは読めないストーリーでだったね」
 Fairy「うん、自分でも書いてて泣きまくった(ぉぃ)」
 秋桜「さすがwww」
 Fairy「粗筋はStoryのところを参照って事で(コラ)」
 秋桜「わ。思いっきり割愛したwwwwww」
 Fairy「(知らんぷりしつつ)絶対に「最後まで」聞いて下さいねwww きっとビックリしますから!」
 秋桜「途中で止めちゃダメだかんね!!」
03.作品の制作期間はどれぐらいですか?またそのドラマの話数などを教えて下さい。

 Fairy「2ヶ月ぐらい掛かっちゃったね…;;」
 秋桜「この企画を計画したのはもっと前だったよね」
 Fairy「あーそうだね。4月です」
 秋桜「そんなに前だっけΣ(-∀-;)」
 Fairy「うん、丁度半年掛かったね」
 秋桜「ボイドラ自体は募集期間含めて4ヶ月だね。募集期限も延長したりしたもんねー」
 Fairy「最初応募少なくて困ったよね」
 秋桜「だねー。最初はどうしようかと」
 Fairy「結果的に30通ぐらい貰ってビックリしたけど。
自分としては10通ぐらい来ればいい方だと思ってたから…」
 秋桜「怒涛の応募ラッシュって本当にあるんだ!と実感しました。
おっと、ドラマの話数は3話+CMです!」
 Fairy「あ、忘れてた…;;」
04.現在状況を教えて下さい。

 Fairy「全部公開が終わった後です」
 秋桜「やっとの思いで全話完結…です」
 Fairy「予定よりかなり遅れちゃったけど無事に終わって良かった…www」
 秋桜「全OKもらったときは涙目だったー」
05.物語を思いついたきっかけを教えて下さい。

 Fairy「相方が某音ゲーで某武器曲(ヒント:凄く、蒼いです)を投げていた時。
あればかり聞いていたらあの曲が好きになって、ああこれ人魚姫っぽいなーって。そこから作りました」
 秋桜「私は、某世界的アニメのリトル───のストーリーにもちょっとかぶってる気がしたので
即おkしました(大の某主人公好き)」
 Fairy「でも、あっちのハッピーエンド好きじゃないんだよね。
彼女は好きなんだけど、人魚姫は薄幸じゃなければ駄目www」
 秋桜「激しく同意します!!」
06.シナリオで一番がんばったのはどのようなところですか?

 Fairy「さ・い・ごwww」
 秋桜「wwwwww そうだね。さ い ご だね」
 Fairy「だって、最初はああいう演出考えてなかったんだもん」
 秋桜「私が確かネタを投下した気が…」
 Fairy「いんや、夏だったかなー。相方とエヴァ破を観ていてヒントを貰った」
 秋桜「(冬咲の記憶はとてもあいまいです)」
 Fairy「たまには映画とかでそういう観点から観ると演出の勉強になるなーって」
07.シナリオで一番難しかったのはどのようなところですか?

 Fairy「3話全体。1番核心だったにも拘らず、自分が熱出してひぃひぃ言っていて、
秋桜にかなり指摘されました;;」
 秋桜「文章的に口出したのは初めてってくらいかなりダメ出しをした気がします」
 Fairy「うん、ヘコんだわ;;」
 秋桜「あれは私じゃない! 某はむの人だ!!」(注・はむの人=秋桜の相方)
 Fairy「何か憑いてたね」
 秋桜「ああでも。確かにあの日は珍しく覚醒してたのは覚えてる。さすが鏡!」
(注・鏡とは秋桜とFairyの驚異的シンクロ率を指します)
 Fairy「自分の精気吸い取られてたんじゃ…orz」
08.CMがある場合、どのようなことを意識して作りましたか?

 Fairy「うぅ…覚えてない。CM台本引っ張り出そう。
ああ、どこぞの御伽話みたくなるようにその序章っぽく作った気がします」
 秋桜「私しか台詞の無いという驚異的な台本でした」
 Fairy「次ー」
 秋桜「え。私の話は…」
09.この作品の中でお気に入りのキャラクターを教えて下さい。

 Fairy「イザベラ姫! プチカさんのイラストを選考時に見た時、感激しましたwww」
 秋桜「お気に入りのキャラかー。個人的には、国王陛下大好き」
 Fairy「グランツ国王陛下はトウヤさんがいい声当ててますよねー」
 秋桜「あえて私のキャラは上げません」
10.こだわった/苦労した効果音などはありますか?

 秋桜「やっと私のターン!!」
 Fairy「(笑)」
 秋桜「こだわった効果音は3話の石が輝くシーンですー。
ひとつの音じゃなくて3つの音から成り立ってます!」
 Fairy「あれは鳥肌ものだったwww」
 秋桜「後は姫様の部屋の偏った波の音も実はこだわりです」
 Fairy「部屋の向きを考えていれてるんだよね」
 秋桜「そうなんだZE」
11.こだわった/苦労した音楽はありますか?

 秋桜「素材って意味なら1話と3話の曲ですねー。聞いてみれば分かると思います…?」
 Fairy「個人的には2話のダンスシーンの曲が良かったwww」
12.編集で一番がんばったのはどのようなところですか?

 秋桜「頑張ったって言われると…全部なんだけど…強いてあげるなら街の市場シーンとかかなぁ」
 Fairy「あのガヤはみんながいい味出してて、それを秋桜が上手くまとめた気がするwww」
 秋桜「褒めても何も出ません」
13.編集で一番難しかったのはどのようなところですか?

 秋桜「音量調節。この一言に尽きる」
 Fairy「音量に関してはかなりリテイク入れたよねー;;」
 秋桜「涙目ですよ」
14.一番お気に入りのシーンを教えて下さい。

 秋桜「姫とレイラさんの最後の言葉を交わしたシーン」
 Fairy「姫とアレイクの最後の会話シーンですね。やっぱり3話ですかwww」
 秋桜「凝縮したからね」
 Fairy「長かったしねー(笑)」
15.今までもらった感想で一番嬉しかったものは何ですか?

 Fairy「選考時、色々な人にストーリーをベタ褒めされた事かなぁ。」
 秋桜「あったねー。そんなことも…」
 秋桜「私はBGMとSEの選曲を褒められた事かな」
16.企画全体で一番がんばったのはどのようなところですか?

 秋桜「機嫌の悪いパソコンとのバトル(←編集時によく消されました)」
 Fairy「そりゃあもうシナリオwww 一択です(笑)」
 秋桜「しかないよなー(笑)」
17.企画全体で一番うれしかったのはどのようなところですか?

 Fairy「完成品をみんなで拝んだ事www」
 秋桜「聞いてもらって、コメントをもらえたこと?」
18.企画全体で一番つらかったのはどのようなところですか?

 Fairy「時間が空くとやる気が落ちて来るんだよね…」
 秋桜「だからなるべく早く終わらせるようにしたけどそれでもやっぱり色々延びたね」
19.企画全体の反省点を教えて下さい。

 秋桜「18のに若干かぶるけど、後半になってだんだん参加者にメールを出す頻度が下がった事」
 Fairy「あとはリテチェックかなぁ。
3話なんか貰ったその日にチェック出来なくてってのが続いたりしました」
20.このボイスドラマで一番伝えたかったことは何ですか?

 秋桜「私は分からんよ(笑)」
 Fairy「ええと、世界というか、次元を超えた魂の繋がりについて…ですかね(←分かりにくい)」
 秋桜「わーらぶろまんすだねー(←棒読み)」
さいごに。

 秋桜「今回は、まず…外部の協力者様に色々ご迷惑お掛けした事をお詫びいたします。
本当にすみませんでした!(ぺこり)」
 Fairy「でも、ちゃんと完結出来て良かったです!」
Wrote:Fairy
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